白もふの棲む家

これは実話を元にしています  原題:The Takenoko Horror

わんわん達の歯周病

あまり病気のことは書きたくない栄太郎です。
自分の病気も犬の病気も。

でも、真っ先にネットで検索して調べることから始まる世の中になりました。
私自身、些細なことから重大なことまで、まずやるのは検索。

検索してから知るよりも、なるべく早く気付いて欲しいと思い書くことにしました。
なので、深刻なことが書いてあっても知識として受け止めて頂ければ幸いです。




私の最愛のぽくお(ルネッサ)が重度の歯周病で、ほぼ全抜歯と顎の骨を削る処置をすることになってしまいました。
まだ6歳なんです。

さて、何でここまで酷くしてしまったのか……飼い主の非情っぷりをあげていきます。


・メンドウだし犬に歯磨きなんて必要ない

・テキトーに骨とかアキレス腱とか与えておけば歯石が取れる

・1年に1回、近所の動物病院で全身麻酔かけてスケーリングすれば十分

・歯石なんて付いてても死なないよ

・犬なんて地面ペロペロ舐めてたってお腹壊さないし唾液に凄い殺菌力があるんだ


あれ?あんまり非情じゃない?
意識高い系の飼い主さんなら「ありえない!動物虐待!」とか言っちゃいますが、普通に飼ってる飼い主さんは上記のような私と同じような人……結構いると思います。

同じ犬種と言えど個体差があるので比べようもないことも事実ですが、歯磨きが習慣化されていない犬、特に小型犬は歯周病になってること確実。

どんなに歯磨きしてたって、人間のように歯の裏っ側や歯間まで磨けてますか?

動物病院も歯科に強い獣医さんじゃないと真逆な治療されます。

去年の11月に全身麻酔かけてスケーリング(歯石取り)して貰ったぽくお(ルネッサ)。
しかし、抜歯された歯は一本もなかったんです。
頑張れれば毎日歯磨きするも良し、今まで通りでいいですよと言われ、特にこれといって何かしなさいと言うような指導はありませんでした。

で、その日から栄太郎は犬達に毎日歯磨きをしてました。
歯磨き習慣なかったもんで、歯磨きの躾なんてしてません。もちろん嫌がります。
キャッキャしながら楽しい歯磨きなんて出来てませんが、嫌がっても爪切りと同じく「血が出ても死なないから!」と強引に歯の裏っ側まで電動歯ブラシで磨いてました。
ぽくお(ルネッサ)は、チェリックよりも歯磨きに関しては良い子で「シカシカするよ~」と言うと顔色が変わるほど強い拒絶を表すのですが、私には逆らえないことが叩き込まれているので諦めて歯磨きさせます。


頑張って磨いてるのに一向に治まらない口臭。
悪くなる肝臓の数値。
我が家に迎えた時からよく吐いてたんですが、それは異常では?と思うように。
そして、前よりも犬の口の中をじっくり観察するようになったのでグラつく歯があることに気付いたんです。


掛かりつけの獣医さんの所へ連れて行こうかと思ったんですが、不信感が芽生えやめました。
そして、家からはちょと遠いけど歯科に強い獣医さんの所へ予約を取って受診。

1回目は歯のチェックだけで治療はなし。

「この子に一番近い状態の写真」と言われ見せられた衝撃的な写真。

そして「他の獣医さんと180度違うことを言うかもしれませんが、もうすぐこの子の顎…骨折しますよ。上に乗ってる歯が大丈夫でも歯茎や歯根がダメになってるから。」

「毎日、歯磨きしてるようですがやめて下さいね。
この子はお母さんに対してどんだけ忠実で良い子なんですか!
もう口の中は触るだけで痛い状態なんですよ。
それなのに毎日、口を触らせて歯磨きさせてたなんて……口の中にジェルを含ませるだけでいいですから。」

と、ぽくお(ルネッサ)の私への忠実っぷりを聞いて泣いた私。

自分が今まで犬に課してきた「人間には絶対服従」と言う考えに疑問を抱きました。

「犬の歯周病の進行速度は3ヶ月づつ進んでいきます。
半年前なら、もっと多くの歯が残せたと思います。
家庭犬ですし、劣悪な環境で生活してたわけじゃないので口内の免疫力が弱いのかもしれません。
罹った歯周病菌の毒素が強いのかもしれません。

今更、原因追究しても仕方ないことです……早めに処置しないと顎が折れます。
どうしますか?手術しますか?予定いっぱい入ってるので、今日明日とか今週とかすぐには出来ません。
ちなみに、お金結構かかりますよ。
お家に帰ってから、よく考えて相談するなりして決断して連絡下さいね。」



最初はショックを受けましたが、現実的思考に切り替え。
早くしないと顎が折れてしまうし、痛いのが続くなんてカワイソウ!

問題は私自身が4月5日に手術を控えていていつ退院できるかわからないこと、ぽくおの術後の世話、金銭的なこと(MAXかかって30万ですって…もっとかかるかと思ったのでホっ)。

無理言って日付を早めて、3月25日に手術をすることになりました。

これなら術後1週間は私が世話できます。

大丈夫!
家族がいるから術後は全面的に協力をお願いするし、保険入ってるし、こんな日の為にお金貯めてあるから!

そして……もし、私が手術で帰らぬ人になってしまっても、犬達の生涯飼育費用は確保できてるので家族には最期までお世話をお願いするつもりです。



私のぽくお(ルネッサ)のようにならないように、愛犬の歯磨きは歯の裏っ側も歯間も歯茎と歯の堺も徹底してやって下さい。
そして、動物病院でも歯科と眼科は専門病院へ連れて行ってあげて下さい(←Lufa mam談)。


栄太郎も歯の治療中。
歯周病にはなってなかったのですが、親不知の虫歯と治療済みの被せてある歯がダメになってしまったので抜歯。
全部で4本抜きます(2本抜歯終了)。
親知らずは抜きっぱなしでいいし、1本だけインプラントかブリッジにするだけで済むけど……ぽくお(ルネッサ)は全抜歯。
ぽくお(ルネッサ)は6歳、人間の年齢にすると私と同じくらい。

手遅れになってしまったと嘆いていたら「今、気付いてあげられて治療も受けさせられるんだから良かったじゃない。」と言われました。

それでも申し訳ない気持ちでいっぱいです。
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